当院を利用される方に比較的多いものとして
股関節の不調があげられます
傾向としては
若年層よりも中年以降の方の来院が目立ちます
■駅の階段の上り下り
■プールで(特に平泳ぎ)
■バレーボールでレシーブを打つ時
■ジムで深く股関節を曲げた時
■自宅でしゃがんで掃除する際
などなど、
様々な状況で股関節に不調を感じる方がいらっしゃいます
股関節の不調の原因については
生まれた時からの先天的なものと、
怪我や生活習慣の蓄積による後天的なものに大別できます
原因が先天的であれ後天的であれ
それによって生じる股関節周辺の不調は
放置していると
後々非常に辛いものに発展しかねません
気になるところがあったら
多少は無意識にかばうのが普通ですよね
ただ、この「かばう」という動作の蓄積が
後々さらに動きの低下をまねいてしまいます
[ 股関節の不調で来院された方の施術例 ]
ここでは趣味でバレーボールを長年されている
40代の女性の方の施術例を紹介いたします
こちらの方は先天的に股関節の不具合がある
ということですが、20代の頃までは運動の際も
特に不調を感じたことはなく、
30代にさしかかった頃から徐々に固さや痛みを
感じるようになったそうです
最近は週に1回はバレーボールの練習もしくは試合
があるとのことですが、
常に右股関節をかばっているため、
●右股関節の周辺の筋肉の痛みとダルさ
●左右の膝から下全体が非常にダルい
●歩行の際、右脚がスムーズに動かない
このようなことで困っているとのことでした
これらの状態に対して
●背中・腰・骨盤の関節調整
●股関節の調整
●背中・腰への鍼
●右股関節周辺、左右ふくらはぎへの鍼
を行いました
数回の施術により、
右股関節の動きの固さが徐々にとれてきたようです
[ セルフケア ]
こちらの方には院内の施術だけではなく
自宅や職場でのセルフケアをお願いしています
毎日のセルフケアと治療院での施術によって
徐々にではありますが確実な変化が得られます
今回は股関節の不調で来院されている方について
お話しました
来院理由はいろいろありますが、
じっくりお話しをして触診・検査を行うことで
解決の糸口が見えてきます
気になること、もしくは健康維持などに関して
いつでもお気軽にご相談ください
優和治療院 院長 鈴木良幸