【テレワーク 身体に優しい座り方で】
テレワークをされている方がだいぶ増えています
出勤しなくても効率よくテレワークをされているのは良いのですが、様々な理由から頭痛・肩こり・腰痛などて困っている方が増えているようです
椅子に座っている時あることを意識することで、頭痛・肩こり・腰痛などの進行防止が期待できます
【前傾姿勢で骨盤を立てる】
上の図は、背もたれのある椅子に寄りかかってのパソコン作業を示しています
この時の背骨の形(首からお尻にかけて)を横から見ると、パソコンに向ってほぼ「Cの字」のような形です
この状態での仕事が数ヶ月もしくは数年続くと、身体はかなりツラいことになってしまいます
そこで上体が前傾姿勢になるように座っていただきたいです
(おへそを前に突出すイメージ)
そうすることで「骨盤も前傾」して腰がキレイに反ります
【下を向かない】
せっかく骨盤が前傾しても顔があまりにも下向きでは、首や背中が可愛そうです
「真正面より少し下向き」が、パソコンの画面を見るときのちょうどいい角度だと思います
パソコンだけではなくスマホ・ゲームも同様にお考えください
(スマホ症候群という言葉もあるくらい、自粛生活中のスマホ使用による様々な不調を抱える方が急増しています)
【キレイな曲線でコリ予防】
■上体を前傾し骨盤を立てる
■真正面より少し下向き
注意・胸を張らないようにして下さい
パソコン作業の際、この2点を意識することで
■背骨(首・背中・腰)にキレイな曲線ができる
その結果コリが軽減されてきます
(ギックリ腰の予防にもなります)
【仕事中のセルフケア】
また座り方とは別にセルフケアとして「バンザイして仰向けに寝る」をしてください
両手足を伸ばして1〜2分仰向けに寝転がることで、仕事で固くなりがちな背骨や筋肉に良い効果を与えてくれます
テレワークは新たな業務携帯で時として不便なケースもあるとは思いますが、仕事中の姿勢を見直すキッカケを与えてくれているとも私は思います
自宅という環境での仕事で首・肩・腰がつらい方は座り方の見直しをオススメいたします
優和治療院 院長 鈴木良幸