「残業続きで疲れがとれない」
「親の介護で疲れが溜まっている」
「育児疲れで体が痛い」
などなど・・・

治療院に来院される方以外にも、私の周りではこんな声がよく聞かれます。

<そもそも”疲労”とは>

「疲労」とは、一般に過度な肉体的・精神的活動が及ぼすものであり、「体が休養を求める警報」とも考えられています。

また「慢性疲労」とは、日常生活に支障をきたすような強い疲労感が半年以上続き、再発を繰返すことをいます。

<寝ても疲れがとれない・・・>

一般的に慢性疲労は20~40代の働き盛りの人に多く

●日常生活の不節制
●長時間労働
●介護や育児

などの肉体的ストレスが原因としてあげられます。

さらに

●真面目で几帳面で責任感が強い
●人間関係で苦労している

このような精神的ストレスも加わってきます。

慢性疲労を放置していると

●いくら寝ても疲れがとれない
●疲れているのに眠れない
●食欲が落ちて体重も減ってきた
●頭痛や吐き気がする
●すごく疲れているのに眠れない

などの症状に発展してしまうこともあります。

「慢性疲労の背景にどんなことがあるのか?」をしっかり確認し、それに適した施術を行うことで、かなり回復される方も多いです。

まずは慢性疲労に至った過程をしっかり分析して、改めるべき生活習慣を認識しましょう。

<慢性疲労にはこのような施術を行っています>

慢性的な疲労感は突然襲ってきたものではなく、少なくとも数カ月間の疲労の蓄積によって感じるものです。

このような症状に対して強い刺激の施術は避けた方が良いと思います。

他の症状と同様、まずは患者さんの話を聞いたりこちらから質問したり疲労の過程をしっかり把握し、背骨の形状や筋力なども調べます。

「特に」というわけではありませんが”疲労の感じ方”と”体質・性格”、この両者にはとても深い関係があります。だからこそ患者さんとの会話が非常に大事なのです。

少しでも良い施術、無駄の少ない根拠ある施術を行うための情報として、「こんな事、関係ないかな?」とか思わずに、何でも気になる事は仰ってください。

そして、整体・マッサージ・鍼・灸の中から症状に対して最適な組合せの施術を行います。

疲れてはいるけれど患者さん本人が「良くなろう」、と前向きな想いを抱けるような施術を考えています。

慢性疲労で、はつらつとした毎日を送れずが困っている方は、まずはお電話でご相談ください。

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【慢性疲労の患者さんの声】
(30代 女性 Kさん)

ほぼ一日中椅子に腰かけてのPC作業による眼精疲労、肩や背中の疲労感の訴えが強い方でした。

職場までの通勤はバス・電車を乗り継いで片道2時間、電車は座ることはほとんどなく、腰から足にかけての疲労感もかなりあるとのことでした。

また疲れているのに寝付きが悪く、朝起きた時も熟睡した感覚が全く無く、前日の疲れを引きずったまま会社に向かう毎日を送っていたそうです。

好きな仕事をやっているため精神的な辛さはないけれど、疲労感の増加とともに集中力が低下し、このままだとさすがにまずいと思うようになったそうです。

治療に先立つ触診・検査を行ってみると、頭皮や顔の筋肉に疲労の影響がはっきり表れ、お腹の張りも強く、日頃からリラックス出来ていない、”常に仕事モード”といった状態でした。

そして背骨や骨盤の動きも硬く、体内の血液や体液の循環も良くないことが想定されました。

この”常に仕事モード”の状態に対しては、以下の様な施術を行いました。

■自律神経を整える頭皮や顔面、お腹へのマッサージと灸
■末梢の血液循環を取り戻すための、肘から手指、膝から足指にかけてのマッサージと灸
■神経伝達を修復するための背骨と骨盤の調整
■リラックスした感覚を自覚するための全身マッサージ

<感想>

眼精疲労や手足のむくみ、肩や背中の疲労感が強過ぎるせいか布団に入っても中々熟睡出来ない状況が続いていました。

職場で仕事をしていても疲労感が強いため、仕事へ集中することが難しくなってきました。

これまでマッサージや整体、鍼やお灸を受けたことはほとんどなく、あまり期待はしていなかったのですが、数回施術を受けてみて疲労感が少しずつ減っていくことは実感出来ました。

また、お風呂にゆっくり浸かることとバスタオルで作った枕を使うようになってから、寝付きは良くなっているようです。

しばらくは一か月に一回程度の頻度で施術を続けてみようと思います。