息を吸い込もうとしたら背中・脇腹・胸のあたりに激しい痛みが走り、それ以上吸い込むことが出来ない

こんな経験をされた方は意外と多いのではないでしょうか

私がコーチを務める息子の少年野球チームの練習試合で、フルスイングで三振した私は、翌日この経験をしました(私の場合は背中に激痛が走りました)

急激な運動(瞬間的に筋肉を収縮させる動き)をすると柔軟性の少ない筋肉ほど痛めてしまうリスクは高まります

未成年よりも身体の固い中高年の方がよりいっそうこのような状況になりやすいと言えます

関節の動きや筋肉が固くなるとゆっくりした動作は何とか出来ても早い動作(短距離のダッシュ、バットのフルスイングなど)は常にケガの危険が付きまとってきます

【イチロー選手は大ケガをしない】

野球のイチロー選手は40歳を過ぎた現在でも未だにメジャーリーグで活躍しています

イチロー選手はシーズン中もオフシーズンでも入念なストレッチを何年も続けているそうです

特に守備での俊敏な動作を維持するため体重が増えないよう筋肉量を増やす事はせずひたすら筋肉の柔軟性・関節の可動域を落とさないトレーニングをしっかり行っています

外野からの返球やベースランニングを全力で行っても大きな怪我をしないでいられるのはこれらのトレーニングと日頃の生活習慣の節制のたまものだと思います

ちなみに私の息子の少年野球チームでの練習において、私や他のお父さんコーチがやってしまうケガで多いのは”ふくらはぎの肉離れ”です

坂道ダッシュやベースランニング、打球を追っかけてなど、これらの動作中にやってしまうことが時々あります
そして二週間ぐらいは普通に歩けなくなってしまいます

これはイチロー選手のような日頃の地道なストレッチをせずに全力を出してしまうことが原因です

40歳を過ぎたら、普段しっかりストレッチをしていない人が全力を出してしまうのは大変危険ですのでお気をつけ下さい

【痛みが中々減らない】

「時々起こる筋肉痛であれば数日で軽くなり気がついたら治ってた」

それが三、四日たっても変わらず、「就寝中に寝返りをうった際、激痛で目が覚める」といった方もいます

趣味や仕事その他の場面でこのような辛い感覚に悩まされるのは精神的にもかなりキツイものです

特に呼吸は一生やり続けるものですからなおさらです

『息を吸い込む際、背中・脇腹・胸のあたりに激しい痛みが走り、それ以上吸い込むことが出来ない』

この状態に至るには必ず原因があります

施術と日常生活でのセルフケアで徐々に良い方向に向かっていきましょう

【本来あるべき正常な状態】

ここで言う”本来あるべき正常な状態”とは『神経の伝達が正常に行われている状態」を意味します

具体的に言うと、『背骨から出ている神経(自律神経)が手足や内臓などに正しく伝達しているか』ということです

背骨の関節が固くなると関節から出ている神経の伝達が低下し、疲労回復やホルモンの働きなどに対しても良くない影響があらわれてきます

その結果、血液や体液の循環が低下し痛み・違和感・シビレだけでなく身体の不調の回復を遅らせる原因にもなります

健康を維持するための最重要課題として当院の施術は

『神経の伝達を正常な状態に近づけるために動きが固くなっている関節を調整する』

ここに注力しています

【当院で行う施術の目的】

当院の施術の目的として

●息を吸い込む際、背中・脇腹・胸のあたりに生じる激しい痛みの軽減

まずはここに注力します

施術方法としては以下のとおりです

■動きが固くなり神経の伝達が低下している関節の調整

■関節・筋肉の固さを取り除くための鍼
※鍼を刺入した状態でストレッチを行います
※強い痛みが生じないように行います

■筋肉に柔軟性を取り戻し、関節の可動域拡張を目的とした筋膜リリース

いろいろな事でお悩みの方はまずはお気軽にお電話でご相談ください